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Q-with『大言海』

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芥川龍之介が愛読したのは『言海』の方だそうですね。
『ねこ』の解説に目を留め、「
窃盗ノ性アリ」との記述に異を唱えそれが元で『大言海』では、この箇所が削除されたとか・・・

『言海』は現在では古本は別として、文庫サイズの復刻版しか手に入りません。
大型版の発行が望まれますが、実用性に乏しいので難しいのでしょうか?

明治の『言海』の後をついで、大正~昭和初期に出たのが『大言海』ですが、いずれも読んで楽しい辞書ですね。

蛇足乍ら、大言海の『ねこ』を抜粋します。

・・・人家に畜ふ小さき獣、人の知る所なり。
温柔にして馴れ易く、又能く鼠を捕ふれば畜ふ。
形、虎に似て、二尺に足らず、性、睡りを好み、寒を畏る。
毛色、白、黒、黄、駁等、種種なり。其睛、朝は圓く、次第に縮みて、正午は針の如く、午後、復た次第にひろがりて、晩は再び玉の如し。
陰處にては常に圓し・・・

<出典は 富山房発行 大言海 ・ 著者:
大槻文彦>

辞書では「ひらがな」のところは「かたかな」であり、改行はありません。

『駁(まだら)』は変換で出てきましたが
『畜う(かう)』『圓(まる)』『睛(ひとみ)』『睡り(ねむり)』などは変換で出て来ないのですね・・・

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コメント

読んで楽しい辞書、なんて昔の人は遊び心が旺盛だったのかな…。

投稿: reborn_smart2525 | 2006年6月27日 (火) 05時13分

smartさん、こんにちは☆

『言海』は明治時代に出来た、初めての本格的な辞書なので、
その苦労は計り知れませんね。
手本が無い状態での創作なので、どうしても製作者の個性が至る所に出て来ていますが、
読んでいる側としては楽しいですね~♪

投稿: 源右衛門. | 2006年6月27日 (火) 17時46分

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