金柑の甘露煮を使って

お菓子を作りました。

用意するものは、金柑の甘露煮と寒天です。

金柑はシロップを含め、2Cほど。

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寒天は粉よりも棒に拘ってみました。普通に水で戻し、2Cの水を入れた鍋にちぎって入れ、弱火で溶かします。

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金柑はシロップだけでも果肉を入れても良いのですが、今回は果肉も入れました。
裏ごし器では時間がかかるので目の細かい篩などを使って果肉を採ります。

出来た果肉入りのシロップは電子レンジで加熱してから寒天液の中に入れます。

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これを型に入れて、冷めたら冷蔵庫で冷やします。

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金柑のシロップを掛けて出来上がりですが・・・

単品では彩がイマイチですね。賽の目にして果物とMIXするとかの工夫があった方が宜しいかもしれません。
金柑の香りは良いのですが、見掛けほど甘くなく、甘党の方はがっかりするような、かなり淡白な味です。

甘いのが好きな方は、火にかけているときに砂糖を思いっきりぶち込んで下さい。

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金柑の甘露煮

庭の金柑を使い、甘露煮を作ってみました。

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枝に生る金柑の実です(以前に載せた写真です)
放っておくとヒヨドリにつつかれて穴だらけにされてしまいます。

店で売っているのは立派な生食向きですが、それには程遠い出来なので、何らかの加工をした方が食べ易いです。

一度に作る量としては、金柑は1kg~300g程が扱いやすいと思います。

なお、うちでは『種』や『へた』は取りません。

   ☆材料

1.金柑---今回は1kgを使いました。

2..砂糖---金柑の重さの半分の量(今回は500gです)

砂糖の種類は何でも宜しいのですが、今回は三温糖です。金柑と相性が良さそうです。

   ☆手順

 1.まず、金柑を水洗いします。

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 2.竹串などで3,4か所穴をあけます。
  煮ているときに金柑が裂けるのを防ぎ、砂糖味を良く浸みこませるのが目的です。

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  3.ほうろうの鍋に入れ多めの水で下茹でします。
   アクと油脂が出て来るのでほうろう鍋が扱いやすいです。
   沸騰後、中火で数分茹でます。
   
アクが浮いて来るので丁寧にすくい取ります。

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  4.冷水にさらします。
   水は濁りがとれるまで(3~4回)替えます。 

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  5.再びほうろうの鍋に入れ、ひたひたの水を入れます。
   弱火で30~40分煮込みます。
   砂糖は分量も時間も3回に分けて入れます。
   焦げ付かないように時々木の杓文字でかき回します。


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  6.金柑が透き通ってきたら出来上がりです。
   
ちょっと多めでした。あちこち配りまくらなければ^^

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  7.実もシロップもいただけます。
   冷めたら口付の瓶に入れ、冷蔵庫で保管します。

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   ・・・続く・・・

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シソの実の佃煮

シソの花が咲き終わる頃に、実の佃煮を作ってみましょう^^

うちの庭の青じそは無農薬栽培なので、今の時期には葉は虫の餌となっており、穴だらけです。
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穂だけを摘み取って、その穂から実を指で扱いて採ります。
一株から、およそ200g程の実が採れます。

これで200gです。調理するには、この量が手頃だと思われます。
穂から実を外すのに30分ほど掛かりました。
(食塩の瓶は佃煮とは関係ありません)
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これを水洗いしてから下茹でします。2~3リットルほどの湯を沸かして、その中に入れ、沸騰して色が真っ青になってきたら冷水に取り、ざるに揚げて水気を切ります。

これを調味料と一緒に、ほうろうの鍋に入れます。
シソの実200グラムに対し、醤油1カップ、みりん1/2カップ、砂糖大さじ8杯ほどです。
今まで何回かトライしてみたのですが、この組み合わせが良さそう

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水は特に加えません。茹でた後に実に残っている水分のみです。

弱火で、かき混ぜながら煮ます。あまり煮詰めると冷えた時に水飴みたいになってしまうので、頃合いを見計らって火を止めます。
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出来ました^^

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実の熟した度合いにより食感が微妙に違ってくるので、毎年同じものは出来ません。

今年のは、まあまあかな・・・

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篤姫

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『てんしょういん』が、うちのPCでは変換出来ねぇっす

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スイーツ(笑)かぁ・・・

「あ。」です。前橋では知る人ぞ知るです。

購買層は限り無く「スイーツ(笑)」なのが、この店にとって大いなる誤算と思うぞ。

スイーツ(笑)・・・

あるいはDQN

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或いはミーハー 

 

 

 

 

 

戸惑ってる人!

『スイーツ(笑)』で検索して!

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ウチ流の梅干

今年は梅雨明けが8月にずれ込み、明けてからも愚図ついた日が続いていたので、なかなか梅が干し上がりませんでした。
いつもならば夜露に当てて仕上げるのですが、今年は夜間の天気が不安定なので残念ながら省きました。
でも、漬ける前の梅が「もぎたてで完熟」であり「追熟」も、それなりに行ったので、ここまでの出来具合は良かったと思います。
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梅干としては、まだ道中半ばですね。
干し上がったのを甕に入れて一冬越してからが、本当の味となります。

で、ウチ流の梅干ですが、基本的には、
材料は、梅+荒塩+紫蘇の他は使わず、塩加減は実梅に対し重量で20パーセントとして漬け込んでいます。



でも、安易に梅干作りに取り組まない方が良いかもしれません。
梅の追熟やアク抜き、重石の加減とか、梅酢が上がってきてからの管理や、紫蘇の下拵えの方法、紫蘇の入れ方やタイミングなど、皆、梅干の出来栄えに影響してきます。
各家庭ごとに微妙に方法が違うので、味も、その家庭の味となるのが手作りの面白いところです。

一から始める場合、本やNETで紹介されている作り方を鵜呑みにすると、痛い目にあうかもしれません。

梅の木を育てる事から始められるのが最良なのですけどね。

今年は、何かと忙しくてブログ上で日を追っての梅干作りのプロセスを紹介出来ませんでした。
来年は・・・梅の実が生れば、もっと真面目に書こうかな。

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手づくりコンニャク

コンニャクの株です。冬に地上部は枯れてしまうので『樹木』ではなく『多年草』です。
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地下に根茎があり、親芋と、そのまわりに子芋があります。
子芋は外して、春にまた植えつけて育てます。
今回採れた親芋は1kgほどです。下の写真で、芋の上部に付いているのは芽です。
親芋を料理に使います。
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水洗いしてから皮をむきます。市販のコンニャクは皮付きのまま加工するのが多く、その場合は出来上がったコンニャク内に黒い斑が入ります。
芋の固さは『サトイモ』程度ですね。
芽や汚れも取り除きます。
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ここからは、色々な方法がありますが、ウチではすりおろす方法で加工します。『おろし金』ですりおろします。
かなり滑りやすいです。また、かぶれる事もあるらしいので、布巾で包むかゴム手袋を着用します。
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球1kgに対し水5リットルほどを鍋に入れ、この中にすりおろした物を入れます。
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これを、かき回しながら80℃ほどまでに加熱します。

鍋の中がねずみ色になるのが目安です。多少粘り気が出てきます。
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これを60℃ほどになるまで冷まします。
この辺りの温度の加減はコンニャクの生産者から伺ったものなので、「なぜ、そうするのか?」は良くわかりませんが、とにかく失敗無く出来ます。
 

冷やしている間に「凝固剤」の準備をします。
芋1kgに対し、炭酸ソーダを30g(人によっては50gとも)をぬるま湯で溶きます。
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これを鍋の中に入れ、一気にかき回します。
あっという間に固まって来るので、すばやく行います。
これを『型』に入れれば『板コンニャク』となります。
ウチでは、鍋のまま放置して冷やし、完全に固まるのを待ちます。
鍋の中が、すべてコンニャクになるので、芋1kgから5リットルのコンニャクが出来上がります!
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完全に固まったら「おたま」などで小分けにして湯がきます。
3回ほど湯がかないとソーダ臭さが抜けません。

下の写真は全量の1/4ほどです。
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芋の皮を取り除いてあるので出来上がりは白っぽいです。鶏肉みたいですね^^
料理する前にはスライスして更に湯がきます。

今回は正月なので貰い手が多く、無事に捌けましたが、5リットルのコンニャクは一般家庭では使い切るのはタイヘンだと思います。

芋が200gで、充分な量(1リットル)のコンニャクが出来ます。

     ☆★☆ 追記 ☆★☆

使うソーダは『炭酸ソーダ』であり、『苛性(かせい)ソーダ』ではありませんよ~!
苛性ソーダ(NaOH)は劇物です。体に入ると死に至る危険があります。くれぐれもご用心を!

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ところてん

ところてんを漢字で書くと『心太』・・・良く知られていますね^^

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わが地方では、ところてんは必ず一本箸で食べます。それもつるつるすべる『塗り箸』を使う事が多いです。
理由は・・・わかりません^^

でも、この方法は必ずしも一般的ではない事を、かなり以前ですが、成人してから知りました!
県外の行楽地でところてんを注文したら普通の「わりばし」が付いてきました。周りを見渡すと、ところてんを注文した人は割り箸を割って、うどんやそばと同じような食べ方をしている・・・・

カルチャーショックでした(笑)

でも、今でも、ところてんを食べる時には一本箸です。
子供の頃に染み付いた習慣です。二本の箸で食べるのには、ちょっと抵抗があります。

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温泉たまご器

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一見、どうでも良いような道具を、真面目に作っている会社は大好きです。

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金柑の収穫です

金柑の収穫はもっと早くするべきだったのですが、
何かと忙しく、先の日曜日にようやく出来ました。
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と、言っても収量は2kgほどです。写真手前ほどの量です。
剪定や摘果を怠っているので「小粒」です。収量も以前ほどはありません。
そんなわけで今回は強剪定も兼ねて収穫しました。

写真の奥に写っているのはブロッコリーの脇芽を収穫したものです。
一日おきぐらいに、この程度採れたのですが、そろそろ終りです。

Qは、目新しいものは大好きです。すぐ寄ってきます。

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我が家の金柑は味がイマイチで生食には向きません。
Qを助手にして、金柑1kgをシロップ煮にしました。
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下拵えとして、包丁で実に切り込みを数箇所入れます。
それを2回茹でこぼします。

ざるに上げ、冷えてきたら下拵えてつけた切込みから「種」を取り除きます。
これが結構時間がかかります。種付で煮ても問題ありませんが、食べる時に邪魔になるので竹串を使って取り除きます。

これを鍋に入れて数分煮ます。
味付けとして、砂糖を200g加えて15分ほど煮ます。その後更に砂糖を200g加え15分ほど煮ます。

残りの1kgも近いうちに煮ようと思います。
我が家では消費し切れません。さすがにこれだけあると飽きてしまいます。

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